街中も徐々に準備をしている気配がする。
今年はクリスマスツリーはどうするのだ?
買うのは味気ないしな。
クリスマスツリーの作り方を教えよう!
作るのはコレ!
今回作るのは、次のような「クリスマスツリー」です。
サイズもテレビ台などの上に飾れるものになります。

では、早速作っていきましょう!
準備するもの
製作に使う材料と道具は次の通りです。
材料については、100円均一のお店でも売っていますのでそちらがおススメです。
材料
材料は次のものを準備します。
アイススティック(コーヒーマドラー)
いわゆる「アイスの棒」です。
今回使ったダイソーさんの商品は「木製ステック」でした。
コーヒーコーナーのマドラー付近に置かれていました。
50本で100円です。
今回は100本あれば作れますので、2セット購入しました。
長さは「11.4cm」、横幅は約「1cm」、厚みは約「2mm」のものです。

竹ぐし
料理などに使っている竹ぐしで大丈夫です。
長さは、「12cm」以上あるものを使います。
直径は「3mm」のものになります。
飾り
クリスマスらしい飾りを準備します。
今回は、以下のものを準備しました。


綿(コットンパフなど)
雪の表現に使いました。
化粧用のコットンパフなどを崩してふんわりとさせてもいいですし、
手芸用の綿を購入してもよいと思います。
以上で材料の準備は完了です。
おそらく100円均一のお店だと1000円以下で揃えられると思います。
道具(工具)
組み立てには、以下の道具を使いました。
カッターマット
作業を行う際に机などを傷つけないように下に引くマットです。
大きいものを選ぶことで作業性と利便性がアップします。
おススメなのは、次のものです。
木工用ボンド(速乾)
よく目にする木工用ボンドを準備します。
作業を効率的に行うために、以下の速乾性の高いものを使っています。
ドリル
アイススティック(木製スティック)に穴をあけるための道具です。
竹ぐしの直径(3mm)以上の穴をあけるためのドリル歯を使います。
おススメなのは、次のドリルです。
様々なサイズの穴をあけることができるドリル歯のセットです。
安心のタミヤ製
お手頃なもの
カッター(ハサミ)
アイススティック(木製スティック)を切るための道具を用意します。
カッターなどを使って何度か切る場所を往復させて折り切る方法があります。
おススメなのは、模型用の以下ののこぎりです。
セロハンテープ
ご自宅にあるセロハンテープを使います。
これは、複数のアイススティック(木製スティック)を切ったりする場合に
まとめて固定するために使います。
ヤスリ
切断したアイススティック(木製スティック)を整えるために使用します。
おススメなのは、以下のヤスリです。
整える作業を省く場合は、必要ありません。
絵具セット
アイススティック(木製スティック)の塗装に使います。
普通の絵具でOKです。
おススメは、以下のものです。
製作しましょう!
さあ、準備が整ったら作業を行いましょう。
パーツ構成を確認する
今回製作するパーツは以下の3つに分けます。
- 「木」
飾りをつける木の枝を構成する部分です。 - 「鉢」
木を植えてある鉢の部分です。 - 「土台」
ツリーを配置し、他の装飾などと合わせて飾る部分です。
素材を加工する
アイススティック(木製スティック)を加工していきます。
加工が必要なのは「木」と「鉢」の部分に使うものです。
切断は、条件に合わせて複数本のアイススティック(木製スティック)をテープでまとめ
ノコギリや、ドリルで加工を行うと効率的に行えます。
「木」に使う部材の加工
木を構成するアイススティック(木製スティック)は、以下のように加工します。
一番下がアイススティック(木製スティック)に穴をあけたものです。
上に行くに従い、「5mm」ずつ両端を短くしていきます。

製作本数は次のようになります。(前の図の上から表にしています。)
| 切断サイズ | 本数 |
| 両端を「3.5mm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「3cm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「2.5cm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「2cm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「1.5cm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「1cm」切断したもの | 4本 |
| 両端を「0.5cm」切断したもの | 4本 |
| 切断しないもの | 8本 |
すべての部品の中心部にドリルで穴をあけます。
竹串が通るサイズの穴(直径3mm)をあけます。
「鉢」に使う部材の加工
鉢に使う部材の加工は次のとおりに行います。
アイススティック(木製スティック)から「4.5mm」の長さを切り出します。
(次の画像の茶色部分)
1本のアイススティック(木製スティック)から2つの部品が取り出せます。

製作本数は次のようになります。(前の図の上から表にしています。)
| 切断サイズ | 本数 |
| 両端を「4.5cm」に切断 | 21本 |
| 両端を「4.5cm」切断後中心に穴をあけたもの | 1本 |
「4.5cm」の長さに切断したものを22本作るのでアイススティック(木製スティック)は
11本使います。そのうち1つの部品だけ中心に穴をあけます。
塗装する
作成した部材を塗装します。
塗装は絵具で行います。
「木」の部分は「緑色(深緑色)」、「鉢」の部分は「茶色(こげ茶色)」に塗装します。
筆で絵具をのせていきますが、色むらや筆後などがあっても大丈夫。
色むらなどは、組み上げた際にいい感じで合わさって独自の風合いに仕上がります。
大事なのは、「塗り残しがないように塗る」こと。
アイススティック(木製スティック)の木の色が見えないように塗ります。
※穴をあけた部分の周りは薄く塗ってください。
穴の周囲に絵の具がつくと穴が狭くなり後の作業がやりにくくなります。
塗装する際に以下のものがあったら便利です。
組み立てる
いよいよ組み立てです。
木工用ボンドを使って、加工した部材を積み上げていきます。
「土台」の作成
まず土台を作ります。
アイススティック(木製スティック)をそのまま使って組み上げます。
1
アイススティック(木製スティック)を次の図のように組み木工用ボンドで固定します。

2
土台の上に次のようにアイススティック(木製スティック)を敷き詰めていきます。
まず、アイススティック(木製スティック)を並べてみて接着イメージをつけてから
木工用ボンドで接着します。

3
土台の周りにアイススティック(木製スティック)を縦にして、
木工用ボンドで接着します。
できる限り直角になるようにします。

以上で「土台」作りは完成です。
「鉢」の作成
次に鉢を作っていきます。
部材の加工で製作した部品(茶色に塗装したもの)を使っていきます。
1
部材を4つ使用して、次のように組み上げて木工用ボンドで接着します。

2
「1」で作った枠を重ねていきます。5段になるようにします。
木工用ボンドで接着します。

3
組みあがった鉢の上に中心に穴をあけた部品を木工用ボンドで接着します。
できる限り穴が鉢の中心になるようにします。

4
鉢を裏返して底面に残りの部品を中心になるように木工用ボンドで接着します。

5
竹ぐしを鉢の上面の穴に通して、木工用ボンドで接着します。
竹ぐしの底面と周囲に木工用ボンドをつけてください。
竹ぐしが垂直に立つように調整してください。

以上で「鉢」作りは完成です。
「木」の作成
最後に木を作っていきます。
部材の加工で製作した部品(緑色に塗装したもの)を使っていきます。
1
一番長い部品を使って次の画像のように組んでいきます。
アイススティック(木製スティック)の中心に開けた穴を鉢の竹ぐしに通します。
まずは4本を45度ずらしながら木工用ボンドで接着します。

2
一番長い部品の残り4本を使って、次の画像のように組んでいきます。
前の手順で組んだものの隙間に合わせて木工用ボンドで接着します。
4本は45度ずらしていきます。

3
部品を長い順に4本ずつ竹串に通しながら木工用ボンドで接着します。
前の手順を繰り返して少しづつずらしながら接着します。
全体的なバランスを見ながら組み上げます。

4
土台の上に置いて完成です。

以上で木は完成です。
飾り付ける
作成したクリスマスツリーに飾りをつけていきます。
作成したクリスマスツリーは次のようになっています。

準備した飾りを使って、クリスマスツリーを飾り付けしていきます。
飾りは木工用ボンドで接着できます。

皆さんで好きなように飾り付けを行ってください!
みんなでワイワイしながらやっていくと、とても楽しいですよ。
飾り付けが終わった状態で、次のようになりました。

クリスマスツリーを少しずらして土台に接着して、前にプレゼントを積んでみました。
その他、家に余っていたビーズやモールを使っています。
なかなか良い仕上がりになりました!
編集後記
いかがだったでしょうか。
これで今年のクリスマスも大丈夫です。
総製作時間は4時間くらい。
お子さんが小さい場合は、飾り付けのみ一緒に行っても楽しいですね。
切ったり、穴をあけたり、竹ぐしを使ったりするので、怪我だけはないように注意してください。
実際1000円以下の材料で作成することができ、
市販のものより愛着のあるクリスマスツリーになったので家族みんな笑顔になりました。
子供と一緒に作るというのは、距離をぐっと近くしてくれます。
お菓子を食べながらやるとさらにいいですよ~
ぜひ皆さんも挑戦してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございます。













