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第2回 ケース概観をCADで作る -HAKO-

ミニケース「KARAKURI -HAKO-」の外観をCADで具体化していきます。 使用するアプリケーションは「Autodesk fusion 360」です。 個人利用であれば無償で利用することができます。

前回、検討したケースの内寸は、約150(W)×150(D)×150(H)㎜でした。
この寸法を満たすように組んでいきたいと思ます。  

 

1.ケース各面の構造

ケースの各面の構造は以下のようにしたいと思います。 素材は、アクリル板とプラ板(プラスチック)を使っていきたいと思います。

アクリル板を使う面

前面 ・取り外しが可能なように磁石で取り付ける
・内部が見えるように半透明な素材にする
背面 ・取り外しが可能なように磁石で取り付ける
・配線ケーブルを出す穴を設ける
・上部と下部に分けて取り外せるようにする
・内部が見えるように半透明な素材にする

プラスチック板を使う面

側面(右・左) ・カメラをケース外部側面に設置するためのケーブル穴をつける
・ケース内部の側面にPCB基板等をつけるための板を設置する
・下部に空気を取り入れるための窓をつける
・不透明な素材にする
上面 ・FANを取り付けるための穴を設ける
・不透明な素材にする
底面 ・ゴム足を4つつけて接地面を浮かす
・不透明な素材にする

 

2.作図してみる

実際にアプリケーションを使って作図したイメージは以下の通りです。
側面と上面、底面はメタリック(赤)にする感じ。

左前面から見た図(前面パネルあり)

背面から見た図(背面パネルあり)

前面から見た図(前背面パネルなし)

  1. 上面、底面 3㎜厚
  2. 背面    3㎜厚
  3. 前面、背面 2㎜厚(透き具合と磁石でつけることを考慮して軽く)
  4. 補強材   3㎜厚の角材

 

3.作図してみて

作図してみて完成イメージがかなり湧いてきました。
昔の武士の「赤備え」をイメージした黒とメタリック(赤)の組み合わせがかっこいいと思います。
各面の寸法については、次回記載します。

以上、ケース概観をCADで作るでした。次は各面の寸法と素材の準備をします。