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第3回 ケース素材の準備 -HAKO-

ミニケース「KARAKURI -HAKO-」の各面の寸法を出力して、各素材を準備します。 前回作成したCADをもとに各面の寸法を図面に起こします。 図面の作成についても前回と引き続き「Autodesk fusion 360」を使用します。

1.各面と補強材の寸法

各面の寸法は以下の図面になります。

また、補強材の寸法は以下の通りです。約3(W) x 3(D)の角材を使います。

縦補強材(側面) 約3(W) x 3(D) x 147(H) mm 4本
横補強材(底面) 約3(W) × 3(D) × 150(H) mm 2本
横補強材(上面) 約3(W) × 3(D) × 150(H) mm 2本

 

2.各素材の準備

上記の寸法で各面と補強材の準備をします。今回の素材は以下を使用しました。

前面・背面の部品

こちらは多少の透け感と反射する感じが欲しいのでアクリル板を使います。 アクリル板は、以下のお店などでサイズ指定で購入できます。 今回は半透明なグレー系のアクリルを準備しました。

アクリル材

評価: 4.0
価格: 4.0
げんろく
げんろく
 
アクリル材については、厚さ2㎜のでグレーの半透明なものを使いました。
右の商品リンクは一例です。
サイズ指定できてカットしてもらえるため、加工する箇所が少なくて済みます。

今回の図面のものであれば以下のサイトで注文すると穴あけ、切り取りなども合わせて行ってもらえるため大変便利です。
アクリ屋ドットコム

アクリル板材料の加工とアクリル製品のことなら「アクリ屋ドットコム」。アクリル製品のセミオーダー加工や特注品のご注文も承っ…

 

側面・底面・上面の部品

こちらは、図面が複雑なので加工しやすいタミヤのプラバンを使います。 今回は加工しやすいタミヤ製のプラボード(3㎜)を使いました。 B4サイズ(364mm×257mm)なので、3枚購入しています。

タミヤ 楽しい工作シリーズ No.147プラボード3㎜厚B4 

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タミヤ(TAMIYA)
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プラスチック板だとこれが使いやすいです。カッターで切り込みを入れておる形でもきれいに織ることができます。
軽くて加工しやすい製品です。
さすがタミヤです。

 

補強材

こちらは、3㎜角の角材を使います。こちらも加工がしやすいタミヤのもの を使用します。

タミヤ 楽しい工作シリーズ No.130 プラ材3㎜角棒 

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タミヤ(TAMIYA)
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今回は加工しやすいタミヤ製のプラ材 角棒(3㎜)を使いました。 はじめから3㎜の角棒なので補強材の長さに合わせて切断するだけでOKでした。

 

防振ゴム

ホームセンターで入手しやすい防振ゴムを使用します。 寸法は「150(W)×150(D)×8(H)㎜」です。

防振ゴムマット

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和気産業(Waki Sangyo)
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ホームセンターにも売っている和気産業の防振ゴムマットです。裏表の表面に凸凹のラインが入っていて、振動の伝達を抑える効果があります。
重量感があってよいです。使い始めは少し匂いが気になりますがすぐに消えました。

 

ゴム足

ゴム足は、サイズ的に直径10㎜のものを4つ使いました。 透明なものを使用しました。なかなか4つでは販売していませんでしたのでまとめ買いしました。

ゴム足

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札幌貿易(Sapporo Boueki)
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今回のケースの底面につけるためのゴム足です。1個6-10㎜くらいの直径であればOKです。

 

フィルムシート

⇒メタリック(赤)のフィルムシートを使用します。接着が弱い場合があるので接着剤を足すなどして貼り付けます。

レッドメタリックを今回は選択しました。
今回はケースの上面、側面のみ貼り付けます。

 

3.準備結果

上記の素材をそれぞれ準備しました。 プラバンの加工がかなり手間取り、ちょっと荒くなりましたが何とか出来ました。。 フィルムシートを張る前のイメージですが、引きで撮るとなかなかの出来です。

①プラ板:左部分  
 ・ケース底面と上面、左右面のパーツ
 ・補強用の棒(底面/上面用、左右用)
②アクリル板:右部分
 ・ケース前面と背面のパーツ
 ・基板取付用のパレットパーツ(4枚)

以上、ケース素材の準備でした。 次はケースに実装する機能とプログラム構成を考えます。