うーむ。
接着剤でつけても、すぐに折れるな。。
接着剤でつけても、すぐに折れるな。。
どうした?
何を持っているのだ?
何を持っているのだ?
子供からおもちゃが壊れたといわれてな。
スポンジガンだが、パーツが折れている。
スポンジガンだが、パーツが折れている。
これは、接着剤で補修しても、
強度が出ないな。
よし、パーツを作って補修するか!
強度が出ないな。
よし、パーツを作って補修するか!
皆さんは、おもちゃが壊れたとき、どうしていますか?
高価なものであれば、故障パーツを取り寄せて、補修することもできますが、
普通のおもちゃは、壊れたら即終了。
ということも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、故障したおもちゃの補修で、3Dプリンターを使ってみたのでご紹介します。
今回の記事で使用した3Dプリンターは、「Original Plusa MK4S」です。
3Dプリンターの紹介記事はこちらからどうぞ!
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故障具合を確認する
今回補修したのは、「スポンジガン」です。
銃の先に取り付けられたスポンジが、引き金を引くと飛びます。
スポンジには、ゴムが取り付けられているのでスポンジは、一定の距離に達したら戻ってきます。
子供の頃を思い出して、つい遊んでしまいました。
これです。
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どこが壊れたかというと。。。

スポンジを取り付けるパーツです。(赤のパーツ)
スポンジを取り付ける際に、斜めに力を入れたことで、折れたようです。
(上記の写真は、形状を確認するためテープで補修しています。)
実際に壊れた状況は次のとおり。

よくある折れ方ですね。根元から折れています。
ケガがなかったとのことで、ひと安心です。
このようにぽっきり折れると、瞬間接着剤などでは強度が出せないので修理ができません。
パーツを新しく作ったほうが強度も出せるので確実です。
パーツの制作
3Dプリンターで壊れたパーツを造形するために3Dモデルを作成します。
壊れたパーツの寸法を測り、図面化していきます。
パーツ自体の厚みは9mmほどなので、造形する素材は「PETG」フィラメントが妥当かと。
安全のため「TPU(FLEX)」などでもいいかなと考えていましたが、この厚みでは強度が出ません。
図面をもとに3Dプリンターで使用する造形データ(スライスデータ)を作成します。

いい感じです。
で印刷結果がこちら。

きれいに印刷できました。
特に印刷面に「ひけ」などもなく滑らかになっています。
惜しかったのは、手元にあった「PETG」フィラメントは黒だったことくらい。
まあ、許してもらいましょう。
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組み立ててみる
造形したパーツを取り付けてみました。
まずは、作成したパーツを取り付けてみました。
いい感じではまりました。
スポンジを取り付けてもしっかりとはまりました。
最後にスポンジガンを組み上げました。
スポンジも正常に発射できました。完成です。
いい感じで補修できました。
編集後記
いかがだったでしょうか。
今回は、おもちゃの故障個所を3Dプリンターを使って補修してみました。
3Dプリンターがあると、ちょっとしたパーツの補修や便利アイテムなどを、
家で作ってしまえるのが魅力ですね。
ただし、補修した箇所は、自己責任になるので、そのあたりは注意が必要です。
今後また、おもちゃの修理依頼がきたら、記事にしていきますのでお楽しみに!
記事は、以上になります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
記事で紹介した3Dプリンターとフィラメントはこちらからどうぞ!
3Dプリンター「Original Plusa MK4」
PETGフィラメント