ミニケース「KARAKURI -HAKO-」のコンピュータをプログラミングする環境を準備します。 今回使用するコンピュータ「M5Stick C」は「Arduino IDE」で開発が可能です。「Arduino IDE」はC言語風の「Arduino言語」によってプログラムを制作・コンパイル・デバッグ等したり、それをArduino対応ボードに転送したり するための「統合開発環境」です。
今回は開発用PC環境としてWindows10のパソコンを使用します。 パソコンの詳細なスペック等は以下の記事で紹介しています!
>>開発用PC環境について(ハードウェア編)
では、以下の順でArduino IDE環境をパソコンにインストールしていきます。
1.Arduino IDEのインストール
開発環境のインストールについては、以下の記事で紹介しています。
2.ボードマネージャのインストール
Arduino IDEではプログラムを書き込むボードに対応したボードマネージャをインストールする必要があります。今回使用する「M5Stick C」用のボードマネージャをインストールします。
【設定情報】
ボードマネージャ名 :esp32 by Espressif Systems (2021年2月時点のバージョン 1.0.4)
ボードマネージャ情報:https://github.com/espressif/arduino-esp32
3.ライブラリのインストール
今回、プログラミングに使用するライブラリをArduino IDEにインストールします。 使用する機能や製品とライブラリの一覧は以下を参考にしてください。
インクルードするライブラリ
用途 | ライブラリ名 | リンクURL |
M5Stick C制御用 | M5StickC(0.2.0) | https://github.com/m5stack/M5StickC |
温湿度センサー制御用 | DHT sensor library(1.4.0) | https://github.com/adafruit/DHT-sensor-library |
ARGB LED制御用 | FastLED(3.3.3) | https://github.com/FastLED/FastLED |
上記のライブラリ名を以下の記事を参考にインストールします。
以上、開発環境の準備でした。次はミニケースで使用する部品への電源供給を考えます。