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【Arduino】ライブラリの管理

本記事は、Arduino IDE 1.8.xバージョンのライブラリ管理方法を紹介した記事です。

Arduino IDEは、より新しいバージョン「2.0.x」が発表されています。

 
 

機能がよりリッチになった「Arduino IDE 2.0.x」のインストール手順は、次の記事をご覧ください。

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Arduino IDE」では、使用する機能やセンサー、ボードを使用するプログラムで使用できる有効なライブラリが公開されています。
ライブラリを使用すると、効率的かつ品質を確保したプログラミングが可能です。

ここでは、Arduino IDEのライブラリマネージャを使用してライブラリのインクルードや、アップデートします。

記載内容

1.ライブラリのインクルード

ここでは、ライブラリマネージャを使用してライブラリをインクルードします。
例 対象ライブラリ: FastLED ver 3.4.0 (2021年2月時点)
このライブラリは複数のLEDがついたLEDストラップなどの点灯制御を行うライブラリです。
ライブラリの詳細はこちら:https://github.com/FastLED/FastLED
1
Arduino IDEを起動して「スケッチ」-「ライブラリのインクルード」-「ライブラリを管理」を選択します。
2
ライブラリマネージャ画面の検索ボックスにインクルードする対象ライブラリ名を入力します。
3
入力したライブラリ名が画面に表示されるので、「インストール」ボタンを押します。
4
インストール後、画面上に「INSTALLED」と表示されたのを確認し、「閉じる」を押します。

以上で、ライブラリのインクルードは完了です。

 

2.ライブラリのアップデート

ここでは、インクルードしたライブラリをアップデートします。
例 対象ライブラリ: FastLED ver 3.3.3 ⇒ ver 3.4.0 (2021年2月時点)
このライブラリは複数のLEDがついたLEDストラップなどの点灯制御を行うライブラリです。
ライブラリの詳細はこちら:https://github.com/FastLED/FastLED
1
Arduino IDEを起動して「スケッチ」-「ライブラリのインクルード」-「ライブラリを管理」を選択します。テキスト
2
ライブラリマネージャ画面の「タイプ」欄から「アップデート可能」を選択し、検索ボックスにアップデートするライブラリ名を入力します

※ライブラリ名を入力しない場合、アップデート可能なライブラリが全表示されます。

3
対象ライブラリの「更新」ボタンを押します。
4
バージョンが更新されていることを確認し、「閉じる」ボタンを押します。

以上で、ライブラリのアップデートは完了です。

 

3.ライブラリのバージョン変更

ここでは、ライブラリのバージョンを変更します。
例 対象ライブラリ: FastLED ver 3.4.0 ⇒ ver 3.3.3(2021年2月時点)
このライブラリは複数のLEDがついたLEDストラップなどの点灯制御を行うライブラリです。
ライブラリの詳細はこちら:https://github.com/FastLED/FastLED
1
Arduino IDEを起動して「スケッチ」-「ライブラリのインクルード」-「ライブラリを管理」を選択します。
2
ライブラリマネージャ画面の検索ボックスにバージョン変更する対象ライブラリ名を入力します。

※ライブラリ名を入力しない場合、アップデート可能なライブラリが全表示されます。

3
対象ライブラリの「バージョンを選択」からバージョンを指定し、「インストール」ボタンを押します。
4
バージョンが更新されていることを確認し、「閉じる」ボタンを押します。

以上で、ライブラリのバージョン変更は完了です。

 

以上、Arduino IDEのライブラリのインクルード、アップデート、バージョン変更でした。