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【GPIOが一目瞭然!】Raspberry Pi Pico/W 向けのGPIOガイドを作ったよ。(GPIO Master)

すけろく
うーむ。
対応付けが難しいな。
げんろく
どうした?
Raspberry Pi Picoで悩んでいるようだな。
すけろく
Raspberry Pi PicoやPico Wの
GPIOピンの情報がボード上にプリント
されていないから資料との対応付けがやりづらくてな。
げんろく
そうか。そういう課題があるのだな。
よし、解決するグッツを作って提供してみよう!
皆さんは、「Raspberry Pi Pico」 や「Raspberry Pi Pico W」の、どのGPIOが「GP10」だとぱっと見わかりますか?
たいていの場合、接続するGPIOピンを選んでジャンパ線などを接続する際には、資料と基板の対応付けに苦労するのではないでしょうか。
苦労する原因は、Raspberry Pi Picoなどの基板に、各GPIOの情報がプリントされていないことですよね。
複数の結線を接続したり、人に教える際に、「GP10に信号線を結線して・・・」と思っても、基板を前にすると「どこがGP10だっけ??」とGPIOのピン配置図を引っ張り出して確認しているのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みを解決する「GPIO Master」を作りましたので紹介します。
このツールは、BOOTHショップにて、手作り販売していますので、ぜひご覧ください。

この商品は、電子工作でRaspberry Pi Pico/Wを使う場合に便利なツールです。Raspberry Pi Pi…

Raspberry Pi Pico / WのGPIO配置とは

Raspberry Pi Pico」 や「Raspberry Pi Pico W」を使う場合、ピンヘッダをつけてブレッドボードで使うことが多いと思います。

例えば、Raspberry Pi Pico W のGPIO配置は、次のようになっています。

これを実際の基板で見ると次のようになっています。
んー。
USBの向きを資料に合わせて、上から何番目かを数えながら配線して。
というのが、実際ではないでしょうか。
図のように配線することができても、後で見返すと、これは何の線だっけ?
と資料を見返すことも多いですよね。

Raspberry Pi PicoのGPIO配置を見える化しよう

そこで、ブレッドボードなどで使う際に、Raspberry Pi Pico / WのGPIO配置を見える化するツールを作りました。

GPIO Master」という名前です。

それが、次のツールです。

 

ツールは、Raspberry Pi PicoやRaspberry Pi Pico Wにある基板の穴に差し込んで固定します。

 

GPIO Master のおススメポイント!

GPIO Master」のおススメポイントは次の3点です。

  1.  Picoと、Pico Wどちらでも使用できる
  2. GPIOピンとブレッドボードの対応付けがしやすい形状
  3. SPIやI2C、UARTの種類が識別しやすい

 

PicoとPicoWどちらでも使用できる

Raspberry Pi Picoや、Raspberry Pi Pico Wもどちらでも使用することができます。

Raspberry Pi PicoとRaspberry Pi Pico Wで異なる部分として、PicoProveなどのデバック機にする際に接続する、基板中央部の「SWCLK、GND、SWDIO」があります。

そのピンについても、「GPIO Master」上に対応付けができるように表記、スペースを設けています。

 

GPIOピンとブレッドボードの対応付けがしやすい形状

GPIO Master」は、Raspberry Pi Pico取付部に比べて、GPIOガイドの部分を低く設定しています。

 

これにより、ブレッドボードにジャンパ線を差し込む際に、基板のGPIOと、ブレッドボードの対応付けが目で見てしやすくなっています。

 

SPIやI2C、UARTの種類が識別しやすい

Raspberry Pi PicoやRaspberry Pi Pico Wでは、SPI、I2C、UARTは、2つずつ実装されています。

例えば、SPIであれば、「SPI0」と「SPI1」で使うGPIOが別に存在します。

GPIO Master」では、SPI、I2C、UARTがどのGPIOに対応しているかも記載しています。

例えばI2Cの「I2C0」と「I2C1」が判別できるように「I2C1」に対応するポートに濃い色の線を入れています。

SPI、UARTも同様です。

GPIO Master」は、次のBOOTHショップで、手作り販売していますので、ぜひどうぞ!

この商品は、電子工作でRaspberry Pi Pico/Wを使う場合に便利なツールです。Raspberry Pi Pi…

編集後記

いかがだったでしょうか。

このツールは、3Dプリンターで製作しています。

Raspberry Pi Picoを使用する際に、GPIOがわかりやすくなり、生産性が向上しました。

 

皆さんもぜひ、使ってみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

紹介した「GPIO Master」は、次のBOOTHショップで、手作り販売しています!

この商品は、電子工作でRaspberry Pi Pico/Wを使う場合に便利なツールです。Raspberry Pi Pi…