合わせたフレームを作るぞ!
サイズを合わせたものを作る必要があるので
3Dプリンターをつかうか。
すけろく ううー行きたい。行きたい。 でも、時間がない~(泣) げんろく そんなに気落ちしてどうしたのだ? すけろく 仕事やら家事やら、忙しくて・・・ 行けそうでも天気が悪く[…]
フレームは、次のデザインを基本としました。
構造を3Dモデル化する
- マグネット缶「GRUNDTAL グルンドタール」の凹凸にあったフレームにする
- LEDストラップ「M5 LED BAR」の取付を考慮する
- M5StickC Plusと回路基板や電池ボックスの組み込みを考慮する
マグネット缶「GRUNDTAL グルンドタール」の凹凸にあったフレーム
マグネット缶の寸法は、次の通りです。
缶の底に直系58㎜程の円系のでっぱりがあります。裏面のマグネットを取り付ける事情でしょうか。
ということで、中に入れるフレームは、以下の通り3つに分割しました。
①底面の出っ張りを考慮した背面パーツ
各フレームを合わせると次のようなイメージになります。
LEDストラップ「M5 LED BAR」の取付を考慮
次に、LEDがたくさんついたLEDストラップを上部に設置し、模型を照らすようにします。
今回は次のLEDストラップを使います。
このストラップは、今回使うディスプレイ付きマイコン「M5StickC Plus」に標準で実装されているGrove端子というコネクタで接続することができるものです。10㎝のものを使います。
先ほどのフレーム構造の背面フレームと全面フレームの間にある隙間からLEDの光が入るようにしています。
M5StickC Plusと回路基板や電池ボックスの組み込みを考慮
今回は、天気グッズということで、現在の天気と時刻をフレームに組み込んだ、ディスプレイに表示させます。
ディスプレイと制御用マイコンを別に用意することも検討しましたが、今回はサイズ的にもディスプレイ付きマイコンである、「M5StickC Plus」を採用しました。
Aruduino で開発できます。
また、LEDストラップと焚き火が燃えている様を再現するための単体LEDのを準備します。
この2種類のLEDと「M5StickC Plus」を接続させる回路基板と、LEDへの電力供給用電池ボックスをフレームに組み込むための構造を前面フレームにつけました。
前面フレームに構造をつけると次のようになります。
3Dプリント用データへの変換
出来上がった3Dモデルを3Dプリンター用に変換します。
今回も3Dプリンター「ORIGINAL PRUSA i3 MK3S+」を使って造形していきますので、付属の「PrusaSlicer」を使ってデータを変換します。
3Dプリンター(キット)
ちなみに「HARIBO」というお菓子もついている(笑)ので楽しみながら組み立てられます。
フィラメントは、「PETG」、プリント品質は「0.15㎜ QUALITY」にしています。
実際に変換したデータは次の通りです。
複数の造形物があると、造形精度や、ヘッドが大きく動くことで「ひげ」ができるため、各部品ごとにデータを作りました。
印刷結果
3Dプリンター「ORIGINAL PRUSA i3 MK3S+」で造形した結果は次の通りです。
全体的にきちんとした精度で印刷できました。
前面フレームに背面フレームと模型設置用プレートを合わせるとしっかりと組みあがります。
編集後記
いかがだったでしょうか。
この記事では、「 -CAMPCAN- キャンプ感あふれるお天気グッズ」で使用するフレームの造形についてご紹介しました。
3Dモデルデータの製作には、試行錯誤しましたが、データができてしまえば、問題なく3Dプリンターで印刷できました。
各パーツの組みあがりも正確で、気持ちよく組みあがります。
良かったです。
記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回使用した主な素材、ツールはこちら!
Aruduino で開発できます。
3Dプリンター(キット)
ちなみに「HARIBO」というお菓子もついている(笑)ので楽しみながら組み立てられます。
3Dプリンター(組み立て済み)
買ってすぐに印刷が楽しめるのもいいですね!