第8回 回路図を描く -HAKO-
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」を構成する各部品間でやり取りする信号と電力供給のための回路を設計します。 前回の電源供給に関する検討で決まったことをもとに具体的な回路図に落としていきます。 回路図は以下の2つのツールを用途で使い分けながら作っています。基本は、「Fusion360」を使って回路図を描きますが、電流や電圧の流れなどの確認時に「LTspice XⅦ」を使います。 Autod […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」を構成する各部品間でやり取りする信号と電力供給のための回路を設計します。 前回の電源供給に関する検討で決まったことをもとに具体的な回路図に落としていきます。 回路図は以下の2つのツールを用途で使い分けながら作っています。基本は、「Fusion360」を使って回路図を描きますが、電流や電圧の流れなどの確認時に「LTspice XⅦ」を使います。 Autod […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」に実装する各部品に供給する電力構造を検討します。 ミニケースに搭載する部品の中で、電力が必要なものをまとめて、消費電力から電源供給に使用するものと 供給方法について検討します。 1.電気を使用するものは? 使用する部品の中で電力が必要なものは以下のものがあり、電圧と電流は以下のようになりました。 使用部品と役割 電圧 電流 消費電力(最大) M5St […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」のコンピュータをプログラミングする環境を準備します。 今回使用するコンピュータ「M5Stick C」は「Arduino IDE」で開発が可能です。「Arduino IDE」はC言語風の「Arduino言語」によってプログラムを制作・コンパイル・デバッグ等したり、それをArduino対応ボードに転送したり するための「統合開発環境」です。 今回は開発用PC […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」で使うコンピュータを検討します。 今回はできる限り省スペースで機能を実装できる環境を目指しているので、以下のようなリッチで大きなものは使用しません。 Jetson Nano Raspberry Pi 4B Arduino uno できる限り省スペースなものといえば以下のものがあります。 Raspberry Pi Arduino nano マイコン(PIC […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」で実装する機能とプログラム構成を検討します。 ここでは、実装したいい機能をまず検討して、それを実装するプログラムの構成を決めます。 1.実装する機能 今回のケースには、基本的な機能はもちろんのこと、見た目にもこだわったものにしようと思います。基本的な機能は以下のとおり。 現在の時刻と温・湿度を確認する 画面に情報を表示する ケース全体の換気を行い冷却する […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」の各面の寸法を出力して、各素材を準備します。 前回作成したCADをもとに各面の寸法を図面に起こします。 図面の作成についても前回と引き続き「Autodesk fusion 360」を使用します。 1.各面と補強材の寸法 各面の寸法は以下の図面になります。 また、補強材の寸法は以下の通りです。約3(W) x 3(D)の角材を使います。 縦補強材(側面) 約 […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」の外観をCADで具体化していきます。 使用するアプリケーションは「Autodesk fusion 360」です。 個人利用であれば無償で利用することができます。 前回、検討したケースの内寸は、約150(W)×150(D)×150(H)㎜でした。この寸法を満たすように組んでいきたいと思ます。 1.ケース各面の構造 ケースの各面の構造は以下 […]
ミニケース「KARAKURI -HAKO-」に入れたいものは主にRaspberryPiやJetsonなどの開発ボードが主なので、きちんと格納できるよう寸法を測ります。 1.ケースに格納するもの 製品名 外形寸法 ヒートシンク Raspberry Pi 3B+ 約86(W) x 57(D) x 17(H) mm ヒートシンク別 Raspberry Pi 4B+ 約85(W) × 5 […]
Jetson nanoやRaspberry Piなどのデバイスを使って試行錯誤するとき、デバイスをむき出しで設置して作業をすることもあると思いますが、心配なのは「ほこり」「水」「接触」によるデバイスの破損や、「熱」による不安定化ですよね。。 できる限りサイズぴったりのケースをつけて保護していますが、カメラ端子やGPIOピンの挿抜のためにケースのネジを外して行うのはちょっとめんどくさい。。。 ついつ […]