Picoprobe経由でデバッグすることができた。
しかし、シリアルの入出力がArduino IDEで
読み込めないのだ。
Raspberry Pi PicoやRaspberry Pi Pico Wでは、
シリアル出力用の「Serial.println」では、
Picoprobe経由で取得できない。
そうなのか?
では、シリアルの入出力は確認できないのか?
やりようはある。
今回はそのあたりを紹介していこう。
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Raspberry Pi Pico/Wのシリアル入出力
「Raspberry Pi Pico/W」でのシリアル入出力は、UARTというプロトコルを使用して行います。
UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)は調歩同期式シリアル通信のひとつで、開始と終了の合図を取り決めておいて、その合図にしたがってデータを通信するという方式です。開始の合図を「スタートビット」、終了の合図を「ストップビット」とし、「スタートビット」と「ストップビット」の間に「データビット」を挟んで通信します。「データビット」の後に、通信するデータが正しく転送されたかを確認するための「パリティビット」を付加する場合もあります。通信を行うという性質上、送信ポート(TX)と受信ポート(RX)の2つのポートで構成されます。
マイコンや、パソコン周辺機器のポートを確認する場合、そのマイコンから見たポートの識別として書いてあります。
つまり、マイコンAとマイコンBで通信する場合、接続は次のようになります。
●マイコンA:UART TX → マイコンB:UART RX
●マイコンB:UART RX ← マイコンB:UART TX
※矢印の方向に注意してください。
まずは、「Raspberry Pi Pico/W」をの入出力ピン(GPIO)の配置を見てください。

プログラム内の記述 | UARTグループ | 備考 |
Serial.begin() | microUSB経由でのUARTグループ | Picoprobe経由でない場合の記述方法 |
Serial1.begin() | UART0 グループ | |
Serial2.begin() | UART1 グループ |
void setup() { Serial1.setTX(0); Serial1.setRX(1); Serial1.begin(115200); Serial1.println("Serial Output Test Start"); } void loop() { Serial1.println("Serial Output Test OK"); }
Picoprobeとパソコンの接続
プログラムの記述方法は、わかりました。
次は、パソコン上で認識されている「Picoprobe」が、どういったデバイスとして接続されているかを確認します。
「Picoprobe」をパソコンに接続した際に、次のように認識されていればそのまま利用できます。
もし、次のように、「ユニバーサル シリアル バス デバイス」として認識されている場合は変更が必要です。
確認したところ、次のツールを使ってドライバを変更することで利用することができました。
ツール:zadig-2.8.exe(2023年6月時点)
変更内容
- [Options]から、[List All Devices]を選択します
- 対象のインターフェイスを選択します
- Driverを「USB Serial(CDC)」に変更します
- Replace Driverボタンを押します
Arduino IDEの設定
最後に、Arduino IDE側を設定して、シリアルモニタで確認します。
設定箇所は、次の通りです。
「ツール」ー「ポート」を、デバイスマネージャで確認したCOMポートに設定します。
編集後記
いかがだったでしょうか。
以下のリンクからRaspberry Pi PicoやRaspberry Pi Pico Wを、ぜひ手に入れてくださいね~
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