Jetson nanoやRaspberry Piなどのデバイスを使って試行錯誤するとき、デバイスをむき出しで設置して作業をすることもあると思いますが、心配なのは「ほこり」「水」「接触」によるデバイスの破損や、「熱」による不安定化ですよね。。
できる限りサイズぴったりのケースをつけて保護していますが、カメラ端子やGPIOピンの挿抜のためにケースのネジを外して行うのはちょっとめんどくさい。。。
ついついむき出しで置いてしまいます。。。。
大事なデバイスを実用前に壊してしまうのは勿体ないですよね。
そこでデバイスの検証時に使えるミニケース「KARAKURI -HAKO-」を自作しましたので紹介します。
1.動作イメージ
現在、完成したケースの動画を作成しました!
どうですか? いい感じで光ってますよね!?
おまけで冷却ファンを光らせようと思っていましたが、結局光らせるところに最もこだわっちゃいました。(笑)
今回考えたケースの大まかな特徴は以下のとおり。
- 前面と後面はマグネット式着脱が可能
- 接続ケーブルを外に出すケーブルホール
- 複数のデバイスを設置できるサイドウォールマウント
- ケース全体を冷却するFAN
- デバイスに接続したカメラ基板のマウント用スリット
- ARGB対応FANによるライティング
- FANの回転数をケース内の温度で自動調節
- FAN回転数、ライティングをブラウザで変更可能
そこでデバイスの検証時に使えるミニケース「KARAKURI -HAKO-」を
自作しましたので紹介します。
2.作業過程の記事
作成過程について数回に分けて公開していきます。
【Step1】ケース設計
・第1回 ケースサイズの検討
・第2回 ケース概観をCADで作る
・第3回 ケース素材の準備
【Step2】機能設計
・第4回 機能とプログラム構成
・第5回 コンピュータの選択
・第6回 開発環境の準備
【Step3】回路設計
・第7回 電源は何Vで供給するか
・第8回 回路図を描く
・第9回 電子部品の準備
【Step4】組み立て
・第10回 プログラミング
・第11回 回路の基板実装とテスト
・第12回 【最終回】ケースの組み立て
3.使用した技術
作るのに使用した技術は以下のとおりです。
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